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こころの病気のはなし > 専門編 > パニック障害のトップ > パニック障害について(2-2)

パニック障害の原因(1)

パニック障害の発症モデルによれば、パニック障害は何か1つの原因で起こるのでは無く、複数の要因が重なって発症するもの考えられています(図-3.)。

つまり遺伝素因(生まれ持った体質)にさまざまな環境要因が重なる事で脳の機能障害を来たしパニック障害に至る訳です。環境要因としては(1)養育環境(早期の親の死・離婚・虐待など) (2)さまざまな生活上のストレスなどが挙げられます。

 

 

パニック障害は脳の機能的障害が基盤となっています

パニック障害は脳の機能的障害、つまり脳内物質(神経伝達物質)のバランスを欠いた状態であり、適切に治療を行えば元のバランス状態に戻る病気です。パニック障害においては、特に扁桃体や大脳皮質(前頭前野)、海馬や大脳辺縁系などに分布するセロトニン神経系の神経伝達物質であるセロトニンが、何らかの原因で少なくなっていると言われます。
特に扁桃体は恐怖・不安の発信源であり、そこからの信号を(特に扁桃体レベルや前頭前野レベルで)抑制しているのが、セロトニンやGABA(ギャバ)神経系です(図-4.、図-5.)。抑えるべき監督役のセロトニン系の働きが弱まっているのですから、扁桃体からの恐怖や不安の信号は過剰に高まり、その結果動物的本能としてのいわゆる「戦うか逃げるか固まるか反応」(「敵が来た」→「呼吸が早まる・脈が高鳴る・手に汗を握る」)といったいわゆる自律神経系の発作的な過剰反応(パニック発作)が起こるのです。

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