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こころのはなし

No.431〜440

No. タイトル No. タイトル
No.439 突然失った仕事への意欲 No.440 人前で食事をするのが苦手ではありませんか
No.437 結婚しなければよかった・・・主婦業がむなしく感じる時 No.438 物事をうまく整理できず困ってはいませんか
No.435 身だしなみへの関心がなくなってしまった時 No.436 悪口になんて言ってないのに
No.433 携帯やコンピューターゲームにはまる人たちは、依存症?(その5) No.434 休み明けは会社や学校に行くのが辛くありませんか
No.431 トイレが近くて悩んではいませんか No.432 趣味が続かない、何をしても楽しくない時

 

440 人前で食事をするのが苦手ではありませんか

忘年会やクリスマス、お正月など会食が増える季節ですね。家族や友人が集まって、にぎやかに食事ができると楽しみにしている人も多いでしょう。しかし、このような集まりが苦手で参加したくない、避けたいという人も多いようです。

なかには、人前で食事をする場面になると食欲がなくなったり、息苦しくなる、胸がドキドキする過呼吸系、気分が悪くなったり、お腹が痛くなるなどの消化器系、トイレに行く回数が増えるなど泌尿器系の自律神経の乱れが起こってしまう人もいます。

また、トイレに立つことが恥ずかしく、会食が恐くなることもあります。こうした症状は、以前は「会食恐怖」と呼ばれていましたが、現在は「社会不安障害」と呼ばれています。

ほかにも、うつ病で抑うつ状態だったり、摂食障害などさまざまな原因が考えられます。このように、心の病気が要因のときは、慣れれば大丈夫と周囲が会食の機会を増やしたりするのは、逆効果になる場合があります。

無理に会食に参加して辛い思いをしたり、逆に、避けてばかりいても行動範囲が制限されてしまうので、気になるという方は専門科に相談してはいかがでしょう。

ハートクリニック院長 浅井逸郎 08/11/20

439 突然失った仕事への意欲

「夫も子どももいない人生が急に空しくなった」

「自分には何の魅力もないと考え、落ち込んでしまう」

「何のために仕事をしているのかわからなくなった」

バリバリ仕事をこなす日常にふと顔を覗かせる不安感。「仕事仕事の毎日で私の人生をどうなっちゃうんだろう」・・・気がつけば自宅と職場を往復の日々。職場の男性に誘われることもなく「私って魅力がないんだわ」とますます空しさを募らせる。そんなふうに悩む方がいます。でも、それは悲観し過ぎというもの。例えば職場で声をかけられにくいのは、セクハラに過敏になり過ぎた男性の自己防衛かも知れません。

こんな数字がありますよ。30代前半で未婚の女性は25%。男性は50%が独身です。つまりあなたは選べる立場。そういう現実が分かった後でも、何だか悲観的になったり、気分が沈んでしまったりする場合。もしかすると何らかの「こころ」の病気を抱えているかもしれません。そんな時は一人で悩まず遠慮なくご相談下さいね。

ハートクリニック院長 浅井逸郎 08/11/20

438 物事をうまく整理できず困ってはいませんか

いつも物事や仕事の段取りがうまくできないということはありませんか。

用事が複数あるときちんとこなせなかったり、夕食のメニューが組み立てられなかったりすると困ってしまいますよね。

恋愛をしている時や試験の前などほかのことが考えられなくなってしまったり、電車内で本を読むのに夢中になっていて乗り過ごした経験がある人もいるでしょう。このように特定の考えに支配される「支配観念」によって、そのことばかりに意識が集中し、他に気がまわらずうまくこなせないことがあります。また、ゲームに夢中になり、それ以外のことがみえなくなる場合もあるでしょう。

しかし、なにも原因がなく集中して考えたり整理できないケースもあります。うつ病のため、判断力が低下していたり、一つのことに強くこだわりすぎて先のことが見えない強迫性障害など心の病気が関係している場合があります。また、不安が強くなると集中力が低下したり、注意欠陥障害では意識の焦点がころころと変わってしまい集中できないことがあります。

「もしかしたら」と気になる症状がある方は、一度専門科に相談してみてはいかがでしょうか。

ハートクリニック院長 浅井逸郎 08/11/13

437 結婚しなければよかった・・・主婦業がむなしく感じる時

「家事や育児に熱心になれなくなったら」

「夫の言動に、最近特に傷つきやすくなった」

「夫との距離が、どんどん広がるように感じる」

夢いっぱいにスタートしたはずの結婚生活が、何でこんなにつらいのだろう?

今、そんなふうに感じていらっしゃるあなた、家事や育児、全てを抱え込んではいませんか?仕事ばかりで休日はグタッと寝ているだけの夫を「しょうがない」と諦めてはいないでしょうか。

「でも、生活できるのは夫のおかげだから」。そんなふうに考えていると結婚生活に幻滅を感じるどころか、うつ病のような「こころ」の病気を引き起こしかねませんよ。ある調査によると、主婦の家事労働は手取り約50万円に相当するそう。自信を持っていいんです。抱え込まずしっかりと家事の協力を申し出て下さい。でも、もうすでに家事や育児が手につかなかったり、「怠慢だ」と責めながらピリピリと自分で片付け等を始める夫の言動に傷ついたりした時は、我慢せずに専門医にご相談下さいね。

ハートクリニック院長 浅井逸郎 08/11/13

436 悪口になんて言ってないのに

軽い気持ちで言っただけなのに「私が悪いからなのね」と悩んでしまう人には、こちらが加害者にされたようで困ってしまいますよね。「トラブルは自分のせい」と思いがちな人には「あなたは悪くない」「友達だよ」と安心させてあげましょう。

「みんな私が嫌いなんじゃないかな。だから悪く言うんだわ」と言われると困りもの。そういう人は自信のないことが多いですから、きちんと否定して、普段から良い所をほめてあげましょう。

「私を陥れようとしている」と言ってきかないようなら、認知症、更年期障害、ほかの心や体の病気も考えられます。「そんなことはない」と否定するとかえってこじれますから、「大変だね」と受け止め、なるべく仲の良い人から受診を勧めてもらいましょう。

ハートクリニック院長 浅井逸郎 08/11/07

435 身だしなみへの関心がなくなってしまった時

「外出時に化粧する気がなくなってしまった」

「秋のオシャレ、今年は楽しくない」

「『服装がちぐはぐで変じゃない?』と家族に言われた」

日を追うことに秋めいて、シックな彩りが街にあふれてきました。オシャレが楽しい季節ですよね。ところが今年に限って何だか心がときめかない、外出する気も起らない・・・そんな落ち込みを感じてはいませんか?

もしそうなら、いわゆる身だしなみ症候群と呼ばれるような「こころ」の不調を疑ってみる必要があるかもしれません。例えば、お化粧が面倒になった、着るものの判断ができなくなった、入浴、洗顔、歯磨きが億劫になったとか、太って外に出る気が失せた、二重まぶたが決まらないので外出が怖くなった等多くの事例が該当します。そして背後には、うつ病や統合失調症、摂食障害、醜形恐怖、不安障害、躁うつ病等様々な病気が隠れている場合があるのです。

大切なのはこじらせないうちに早目に専門医へ相談する事。よくなって元のように思いきりオシャレを楽しみましょうね。

ハートクリニック院長 浅井逸郎 08/11/06

434 休み明けは会社や学校に行くのが辛くありませんか

月曜日の朝になると「あ〜あ会社に行きたくないな」「学校が始まっちゃった」など憂うつな気分になることはありませんか。仕事や学校に行くのはエネルギーの要ることなので、休日明けは特におっくうだなと感じながらも「でも行ってしまえばなんとかなるから」という繰り返しをしている人も多いでしょう。

せっかくの休日だから楽しまなければと、休息に当てず遊び続けて疲れが残り、だるい、おっくうだと感じる場合が多いようです。また、残業続きで過労だったり、深夜まで受験勉強で普段から睡眠不足が続いているというケースもあります。このような生活を続けていると体調を崩したり、精神的不調を訴えることがあります。自分は休まなくても平気だと過信せず、生活習慣を改善して休養することが大切です。

しかし、きちんと休んでも朝がスッキリしなかったり、会社や学校で午前中からぐったりしてしまい疲れが溜まっていくような場合はうつ病や、睡眠障害により熟睡できていないなど、心の病気が関係している場合があります。

一週間を気持ちよく始めるためにも、気になる方は専門科に相談してみてはいかがでしょう。

ハートクリニック院長 浅井逸郎 08/11/06

433 携帯やコンピューターゲームにはまる人たちは、
依存症?(その5)

この記事は、こちらからの続きです。

思春期の難しい年代の対応についてはどうでしょうか。

男子で中2、女子で小5以降の反抗期にあるときですね。学校には行き、部活もちゃんとこなしている場合なら、まだ問題はありませんが深夜までゲーム漬けという場合には、この子どもたちが尊敬している人から「やりすぎはよくない」と諭してもらう手があります。また、子ども自身の友達からの意見も効きます。慕っているおじさんや年長のいとこ、部活の顧問の先生、子どもの仲良しから、働きかけてもらうとよいですね。

大切なことは、親は「その件に関しては、触れないこと」です。再び親が蒸し返すと、子どもの気持ちがまたややこしくなるから、親は、しばらくは遠目で見ましょう。

それでは、今までの対応は母親だけだったのが、その母親に代わり、父親の出番というのはどうでしょう?

反抗期というのは、そもそも「親に対して反抗する」わけですから、母親がうまくできなかったときは、まず父親でも同じでしょう。けれど、我が子に対して、余裕と自信のある父親でしたら、少しは違うかもしれません。

昼夜逆転やひきこもりの状況になりそうなら、クリニックに相談したらよいでしょうか?

別の病気が絡んでいることも少なくないので、それを見極めることも重要です。家族の心の健康にも影響します。早めの相談をお薦めします。

ハートクリニック院長 浅井逸郎 08/11/06

432 趣味が続かない、何をしても楽しくない時

「ご近所とのおしゃべrが楽しくなくなった」

「あれほど好きだった趣味に打ち込めない」

「楽しいのはお酒を飲んでいる時だけ」

趣味が楽しめない、楽しみが続かない・・・毎日の生活で、そんな味気なさを感じていませんか?

こういう感じ方の背景には、見過ごせない「こころ」の問題が潜んでいる場合もあるので注意が必要です。例えば夢中だった趣味がつまらなくなった、ご近所とのおしゃべりが億劫になった、何だか不安で楽しみに集中できない、趣味の教室に外出しようとすると苦しくなる・・・そんなことはありませんか?

もし心当たりがあれば、うつ病や全般性不安障害、パニック障害等を疑う必要があります。一方で、楽しみはあるけど、それがお酒だとかギャンブルだとか仕事だとか、極端に一つのことに限定されるという場合は、厄介な依存症に囚われてしまっていることも考えらるんです。

どうですか?気になる点がもし一つでもあれば、こじらせないうちに早目にご相談下さいね。

ハートクリニック院長 浅井逸郎 08/10/30

431 トイレが近くて悩んではいませんか

「トイレが近くて、ちょっと困るな」ということはありませんか?

何度もトイレに立って恥ずかしいなと思ったり、トイレが気になって外出がおっくうになってしまうという人もいるでしょう。

たくさん水分を取り過ぎたときは別として、1日5〜8回が平均的で、それ以上になると回数が多く「頻尿」と呼ばれるそうです。原因はさまざまですが、膀胱炎が一番多く、ほかにホルモン分泌異常など泌尿器科の疾患があげられます。

しかし、緊張するとトイレが近くなるという経験をしたことがある人が多いように、特に体に原因がなく起こることがあるそうです。また、トイレに行きたくなったらどうしようと心配になり大学の講義に出席できなくなるような不安障害や、トイレのないバスや電車に乗ることができないパニック障害など心の病気が関連しているケースもあります。これは、特定の場所や逃げ出せない場所で起こる空間恐怖が関係しているようです。

「頻尿」の原因をきちんと見極めて改善していけば、安心して授業を受けられるようになったり、乗り物にも安心して乗れるようになります。気になる方は、一度専門科に相談してはいかがでしょう。

ハートクリニック院長 浅井逸郎 08/10/30

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